ネトラセしているつもりが、いつの間にか彼女の身体も関係も自分の手を離れていく――その「管理できていなかった」絶望が、どえむたんらしい残酷さで胸に残る一作。
遠距離・ネトラセ起点の本格寝取られと鬱勃起が好きな人には刺さる。短編のテンポと後味の重さが苦手な人には向かない。
愛にシャドーを塗り重ね:どえむたん

作品基本情報
学生時代から付き合っていた彼女・泉と進学をきっかけに遠距離恋愛している太郎。
順調な付き合いを重ねる二人だったが、バイト先の歓迎会で泉が●●●されたことがきっかけで、太郎の性癖は「壊れて」しまった……。
実際に寝取られているところが見たいという太郎の願望を二人で実践するようになって三回目。竿役として現れた男は半年前に泉を無理やり犯した男・黒田だった!黒田の巨根に潮を吹きながらイキまくる泉。汗だくで謝罪イキをキメる泉と萎えることのない黒田のチ●コを前に、太郎はただのモブに成り下がっていた…。そして地元の自宅に着いた太郎のもとに、黒田から複数の動画と日付のメッセージが届く……。
新世代鬱勃起の金字塔・どえむたん先生の描く、いつのまにかメスに成り下がっていた最愛彼女の純NTR――!
- 発売日 : 2023-05-20
- 収録ボリューム : 33ページ
- シリーズ : 愛にシャドーを塗り重ね
- ジャンル : 辱め 単話 女子大生 巨乳 寝取り・寝取られ・NTR カップル
- 作者 : どえむたん
- 出版社 : ジーオーティー
- 品番 : k568agotp03015
- 価格 : ¥330
評価・感想
あらすじ・設定
学生の頃から付き合っている太郎と泉。進学をきっかけに遠距離になり、関係は一見順調だった。
転機は、泉のバイト先歓迎会で起きた「望まない形で身体を踏みにじられた出来事」。その衝撃で、太郎の性癖は静かに歪む。
「一度でいいから、彼女が他の男に抱かれるところを見たい」。ふたりはネトラセを始める。三回目の相手として現れたのが、半年前に泉を傷つけた側の男・黒田だった。
巨根に潮を吹き、汗だくで謝りながらイく泉。その前で太郎は、ただのモブになっていく。
地元の自宅に戻った太郎のもとへ、黒田から複数の動画と日付つきのメッセージが届く――。愛の上に、知らない影がすでに塗り重ねられていた、という話。
刺さるポイント(おすすめポイント)
「ネトラセているつもり」が崩れる心理
太郎は自分が主導しているつもりでいる。でも黒田が登場した瞬間から、主導権は静かにすり替わる。泉の顔、声、イキ方が「貸し出し」の範囲を超えていく描写が、どえむたんのNTRらしい。関係が壊れる音が、派手な裏切りではなく“ずれ”として聞こえるのが怖い。
泉の葛藤と快楽が同時に見える
好きな相手の前で謝りながら、身体は黒田に合わせて潮まで吹く。愛情と快感が同じコマに乗るから、ただの淫乱化で終わらない。清楚寄りの彼女が、いつの間にかメスとして反応してしまっている過程が、ゆっくり、確実に来る。
差を見せつけるエロのテンポ
焦らしというより、最初から差がついている。サイズも持続も、泉の反応も、太郎の視線の置き場も、全部が「もう勝負になっていない」方向に流れる。アヘ顔、潮、中出し、言葉責めが短編の中で無駄なく重なる。
動画という後出しの絶望
その場のプレイだけで終わらない。帰宅後に届く動画と日付が、「見ていたつもり」の外側を見せてくる。ネトラセの枠の外で、すでに関係が更新されていた可能性を読者の頭に残すのが上手い。
330円で濃い鬱勃起が取れるコスパ
32ページ前後と短めだが、導入から本編、余韻までの設計が商業短編として締まっている。どえむたんの「新世代鬱勃起」とされる手触りを、安価に確認できる入口でもある。
気になる点・デメリット
正直に書くと、ボリュームは短編の域を出ない。じっくり日常を積んでから落とす長編NTRが欲しい人には、あっさり感じる。
起点が重い出来事なので、純愛のぬくもりだけを求める人にはキツい。結末に一縷の余白はあるが、後味は軽い回復ではない。
絵柄もエロも濃い方なので、「雰囲気NTR」やソフトな寝取られを探していると刺激が強すぎるかもしれない。
おすすめできる人/おすすめできない人
おすすめできる人
- ネトラセから本格寝取られへ沈む過程が好きな人
- 主人公の無力さ・モブ化と、彼女の快楽堕ちを同時に味わいたい人
- 潮吹き・アヘ顔・中出し・記録(動画)つきの鬱勃起が刺さる人
- どえむたんの「愛があるのに身体が先に落ちる」が好みの人
- 短時間で濃いNTRを読み切りたい人
おすすめできない人
- 遠距離のいちゃいちゃ純愛で終わりたい人
- ページ数の多い長編で関係崩壊をゆっくり見たい人
- 重い起点や、彼女が強く反応してしまう展開が苦手な人
- ソフトな寝取られ、雰囲気だけのNTRを探している人
見どころ・ハイライト
序盤:順調に見えた遠距離と、最初の歪み。学生時代からの積み重ねがあるから、その後の落差が効く。太郎の性癖が「壊れた」あとの提案が、愛情の延長に見えてしまうのが怖い。サンプルでも空気の暗さは掴める。
中盤:三回目の相手が黒田だと分かる瞬間。ネトラセの枠で呼んだ相手が、過去に泉を傷つけた男だったときの空気の変わり方。泉の身体が潮まで吹いて応えてしまう描写と、謝りながらイってしまう矛盾が、この作品の核。
終盤:モブ化した視線と、帰宅後の動画。その場では「見ている側」だった太郎が、帰宅してから記録の存在を知る。日付つきのメッセージが、プレイの外側を想像させる。最初の違和感が、最後に別の形で返ってくる構成。
総合評価・総評:愛にシャドーを塗り重ね:どえむたん
神作寄りに感じる理由は、エロの手数そのものより「主導しているつもりが、もう遅かった」という構造にある。
どえむたんのNTRは、彼女を汚す描写だけでなく、愛していた関係の上に影を重ねていく手つきが上手い。本作はその典型で、ネトラセの皮をかぶった本格寝取られとして脳に残る。
シリーズものではなく短編一発なので、「今のうちに作者の手触りを確認したい」「鬱勃起の質を短い尺で確かめたい」人には買いやすい。
似た遠距離ものでも、ここまで“管理の外側”を突きつけてくる作品は多くない。これ…本当にヤバい。重い沼が好きなら、一緒に落ちていこう。




